5月の尹錫悦大統領就任式に招待され訪韓した際、金浦に住む一族から、墓の場所を知らされたという。
沈さんは9日、初代の両親の墓に花を供え、鹿児島にある初代の墓にまくために土を持ち帰った。朝鮮半島の伝統衣装を身にまとい、先祖への祭祀(さいし)も執り行った。沈さんは集まった約110人の一族の前で、声を詰まらせながら「初代の名代としてお墓参りした。初代は両親と金浦の景色を生涯忘れることはなかったと思う」と語った。
沈さんは行事後、記者団に「実際にお墓を見て、胸にこみ上げるものがあった。(初代は)帰りたかっただろうと思うと胸が詰まった」と話した。
時事通信 2022年07月09日 18時05分
https://equity.jiji.com/oversea_economies/2022070900407)