https://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/1/0/810wm/img_1040dec28c759193d9d855d807d5819e170981.jpg

【10月4日 AFP】ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ(Alexander Lukashenko)大統領は3日、同国の児童・生徒は健康づくりのためにジャガイモ掘りをすべきだと主張した。

 1994年から旧ソ連構成国ベラルーシを厳しく統治しているルカシェンコ氏は、風変わりで過激な言動で知られている。

 ルカシェンコ氏は、恐らく最もソビエト的な国であるベラルーシで「ジャガイモ収穫のための児童・生徒動員」が認められていないことに怒りをあらわにした。ソ連では、児童・生徒が日常的にジャガイモ収穫に駆り出されていた。

 ルカシェンコ氏は政府の会合で「何を手本に児童・生徒を育てているのか」「搾取だと言う人もいる。しかし、5~6時間の労働がどうして搾取になるのか。親は喜ぶし、子どもにとっても良い運動になる」と述べた。

 かつて集団農場の責任者を務めていたルカシェンコ氏は、今も農業に強い愛着を持っている。

 ルカシェンコ氏は2020年、サウナと1日1杯のウオッカ、トラクターでの農作業で新型コロナウイルスを予防できると主張していた。(c)AFP

https://www.afpbb.com/articles/-/3427141?act=all