陰の実力者になりたくて! 9話 偽りの果て
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ラストシーン。ピンク髪のヒロインの子(名前わすれた)が、カゲノーに別れを告げに来る。
「やりたいことがあるから留学する」 と。
「やりたいことって何?」 カゲノーの呼び止めに、「内緒」と、出かかった言葉をのみ込み、馬車に乗り込む。
馬車が遠くなっていく。セリフも音もなく、青空に浮かぶ白い雲を見あげるカゲノー。→EDへ  

なんという引きか・・・。
ここのシーンで出てくる色んなものが、いろいろ象徴していると思う。
青空と白雲は、結果的に彼女の気持ちが晴れたことを印象づけるシンボル。

3話もすばらしかった。 真っ赤な夕暮れの光がさしこむ、せつない雰囲気の電車車両。
(恋人を演じてた)生徒会長の妹を、「君の剣が好き」という悪気内一言で、傷つけてしまうシーン。
電車が静止し、会話もとまり、静寂が訪れる。 その状況だけで、女が傷づいたことが伝わるようになってる。
こういう演出がすばらしいよ。