(私たち見たいものしか見てなかったのかな
他にはない特別なバンドだって思ってた)
悴んだ心 ふるえる眼差し 世界で
(本当に運命だって信じちゃうくらい)
僕は ひとりぼっちだった
(みんなと集まる毎日が楽しくて輝いて見えた)
散ることしか知らない春は
(失ったからこそ余計に綺麗に見えてたのかもね)
毎年 冷たくあしらう
(欲しくて戻りたくてたまらなかったよ)

暗がりの中 一方通行に ただ ただ
(燈の歌に救われた、あの日みたいな最高のライブがこれからもずっと続いていくんだって)
言葉を書き殴って
(それができる無敵のバンドだって勝手に期待してた)
期待するだけ むなしいと分かっていても
救いを求め続けた
(でも本当は普通の私たちが普通にバンドしてた普通のバンドだったんだ)
せつなくて いとおしい
(そんな普通のクライシックがあの時の私には必要だった)