自民党は4日、子ども政策の理念などを定める議員立法「こども基本法案(仮称)」をめぐり、第三者機関「コミッショナー」の創設を見送る方針を固めた。同日の党会合で提示した法案の骨子案に明記しなかった。保守派の異論に配慮した。
コミッショナーには、子ども政策の実施状況を調査し、首相や文部科学相らに勧告する権限を付与することを想定していた。これに対し、保守系議員から「恣意(しい)的な運用や暴走の心配があり、誤った『子ども中心主義』になりかねない」などと懸念の声が上がっていた。
時事通信 2022年03月04日11時53分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022030400665&g=pol
コミッショナーには、子ども政策の実施状況を調査し、首相や文部科学相らに勧告する権限を付与することを想定していた。これに対し、保守系議員から「恣意(しい)的な運用や暴走の心配があり、誤った『子ども中心主義』になりかねない」などと懸念の声が上がっていた。
時事通信 2022年03月04日11時53分
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