0001名無しさん2023/10/29(日) 15:28:30.52
新丸子を題材にした本「シン・マルコちん」が完成した。
小杉町のアーティスト・Ashさんが物語を描き、本の挿絵は下小田中のイラストレーター・サノマキコさんが担当。
「親子で本を手に取って、新丸子の街を探検してほしい」と呼び掛ける。
この取組みは市が進める文化芸術を生かしたまちづくり「アートフォーオール」のモデル事業。
手にした人が新丸子の街を歩きながら新しい発見と出合える本で、架空の街「シン・マルコ」を舞台に主人公が成長していく様子を一冊にまとめた。
昨年末には、物語づくりのために地元の人を集めて体験型の講座を実施。
参加者は、新丸子のお気に入りの場所の写真を持ち寄り、自分がなりたい人物を演じながら好きなポイントを語り合った。
好きな場所や新しい発見をみんなで共有するために、駅前商店街や京浜伏見稲荷神社などを実際に歩いて目で確かめた。
講座の参加者らが作り出した話しをヒントに、Ashさんが物語を紡ぎ出した。
本は手帳のように持ち歩き、1年を通して読み進めていけるように工夫。
行った場所の写真をSNSに投稿して、本を手にした人同士がつながる仕組みも盛り込んだ。
Ashさんは「子どもたちはもちろん、大人も童心にかえり、創造力で絵が浮かび上がる仕掛け絵本のように楽しんでほしい」と期待を込める。