2021/11/30 15:18
産経WEST
https://www.sankei.com/resizer/1J7v5DUmNk5r775GAHfl8pmF5Ak=/1200x0/smart/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/KB76XAA2JZJARMZZJSGXIZCFAQ.jpg
大阪市役所
大阪市は30日、競馬に関連する賭博行為をしていた市水道局の職員12人を、停職10日〜2カ月の懲戒処分にしたと発表した。市の調査で退職者1人を含む13人の水道局職員が参加していたことが明らかになっていた。
市水道局によると、現役の12人は柴島(くにじま)浄水場(同市東淀川区)などに勤める46〜58歳の技能職員。実在する競走馬の仮想の馬主になり、その競走馬が実際のレースで獲得した賞金に応じてポイントを得る「ペーパーオーナーゲーム」(POG)で金銭を賭けていた。期間は最長で平成13年6月ごろから今年5月まで20年間に及んだ。
12人のうち5人は7月に常習賭博の疑いで大阪府警に書類送検され、10月に大阪簡裁から賭博罪で罰金10万円の略式命令を受けた。
また市は同日、12人が賭博行為をしていた期間の直属の上司10人についても口頭注意を行った。