毎日新聞 2021/12/3 10:36（最終更新 12/3 10:36） 369文字
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静岡県磐田市
静岡県磐田市教育委員会は2日、市立中学校1校で12月1日に出された給食で、盛り付けたフルーツカクテルの中にフルーツ缶の切れ端である金属片（約8ミリ）が混入していたと発表した。生徒1人が気づき、金属片を取り除き、食事後に教員に報告した。生徒に健康被害はない。
市教委の調査によると、フルーツカクテルは市立小学校2校、中学校6校に給食を提供する市立大原学校給食センターで調理された。本来は缶詰を器械で開缶するが、1日は操作に不慣れなセンターのスタッフが担当。完全に切れなかったため、手作業で開缶し、その際に金属片が混入したとみられる。
市教委はセンターを運営する民間委託業者に文書で厳重注意し、再発防止の徹底を求める。市川暁教育部長は「心よりおわびする。全ての調理場への注意喚起、調理従事者への指導の徹底などを行う」と謝罪した。【福沢光一】
