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[ 2022年2月20日 17:37 ]

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東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫(64)が20日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。新型コロナウイルスのワクチン3回目接種が遅れている現状について言及した。

 厚生労働省は18日に、全国の高齢者施設のうち、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が2月末までに完了しない見通しとした施設が26%に上るとの調査結果を発表した。後藤茂之厚労相は2月末までの完了を目標としている。高齢者施設ではクラスター(感染者集団)の発生が相次いでおり、3回目の促進が課題だが、現状では目標の達成は厳しくなっている。

 番組では、官邸が菅内閣でワクチン担当を務めた河野太郎自民党広報本部長に依頼し、堀内詔子ワクチン接種推進担当相と2人でモデルナ製の有効性と安全性をアピールした動画などを放送。タレントの大竹まことが「堀内担当大臣って何やってたの?」と疑問をなげかけると、東国原は「河野(太郎)さんがおっしゃるには、ワクチン・チームは人数を減らされた。厚労省に権限がなくなった。つまり縮小化されたんです。昨年の10、11月にデルタ株が下がった時に事実上の解散だったんですよ、ワクチン・チームは。だから河野さんの時には、がっちりしてたんだけど、今は薄いよね。だからかわいそうだよねっておっしゃったんだが、僕は違うと思う。河野さんは、俺にならできたよ、俺ならできたよって」と推察して見せた。

 これに元衆院議員の金子恵氏が「私、近い人に聞いたんですけど」と切り出し、「私(堀内氏と)同期なんですよ、当せんが。厚生労働分野は専門でらっしゃるんですけれども、大臣に突然なられたということもあって心配をしている。道筋は河野さんがつくったけれども、態勢が変わってしまったことによって、堀内大臣は困ってるだろうなっていう心配はしている」と説明すると、大竹は「それは政治的なことでしょ。そんなの俺たちは知ったこっちゃないわけで、実際に堀内さんがワクチン担当大臣になったんだから、そこにメッセージを求めるし、やり方もそこに聞きたいわけなんだよ」と指摘。東国原も「堀内さんにしたのが間違いなんですよ、政治的に。だって河野さんが続けるべきだったんですよ、本当は。でも総裁選で戦った人を継続できないんですよね。すりゃあよかった」と自身の考えを述べた。