新型コロナワクチンの3回目の接種をめぐり政府は、先月のできるだけ早い時期に一日当たり100万回の接種を行うとする目標を掲げていました。
後藤厚生労働大臣は2日の衆議院厚生労働委員会で、VRS=ワクチン接種記録システムの入力ベースで、先月半ば以降、安定的に一日100万回程度、直近では一日130万回程度の規模となっていると明らかにしました。
そのうえで「目標はおおむね達成できているのではないかと思っている」と述べました。
また5歳から11歳の子どもへの接種が「努力義務」になっていない中で、自治体が対象となる子どもに接種券を送る必要性を問われ、後藤大臣は「接種券を送付していなくても案内を送付していればよい。接種券が届いたとしても接種はあくまで任意のもので、本人や保護者が判断することに変わりはない」と述べました。
NHK 2022年3月2日 13時30分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220302/k10013509351000.html