立憲民主党の泉健太代表は25日、党本部で連合の芳野友子会長と会談し、夏の参院選に向けて意見交換した。立民側は泉氏が18日に共産党、れいわ新選組、社民党の3党の党首と会談して改選1人区での候補者調整を申し入れたことを説明した。

芳野氏は会談後の記者会見で、国民民主党の玉城雄一郎代表が産経新聞のインタビューで、現時点では立民との候補者調整に否定的な考えを示したことについて「立民と国民民主の調整はしてほしいと言い続けたい」と述べた。芳野氏は立民、国民、連合の3者による政策協定締結に向けて「働きかけていきたい」と述べ、会見に同席した泉氏も前向きな姿勢を示した。

立民と共産の調整に関しては、芳野氏は「あくまでも選挙の戦術上の問題なので、連合としては関知するものではない」と述べた。

産経新聞 2022/3/25 10:27
https://www.sankei.com/article/20220325-GPCK3GGQDRNXHBMIQIZEI2L4LI/