韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は17日、日韓関係の懸案になっている戦時中の元徴用工の訴訟をめぐる問題について「日本が憂慮する主権の問題と衝突せず、債権者(原告)が補償を受けられる案をいま深く講じている」と述べた。解決できるかについて「肯定的に見ている」とも語った。

 具体的な方法は示さなかったが、政権内では韓国政府が賠償を肩代わりする案などが検討されており、「合理的な案を導き出すことができる」とした。

 尹氏は就任から100日となるのを機に大統領府で初めて記者会見を開いた。

 徴用工の問題など日韓の間の歴史問題について「両国が未来志向的な協力関係を強める時、譲歩と理解を通じて円満に早く解決できると信じている」とした。

原告側支援団体は批判の声明
 徴用工の問題をめぐっては韓…(以下有料版で、残り615文字)

朝日新聞 2022/8/17 21:35
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