X



【環境汚染】“有害”化学物質PFAS 各地で波紋広がる 有機フッ素化合物 [女王蜂★]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001女王蜂 ★ [US]2022/11/25(金) 21:52:35.78ID:F5m5yIPi9
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221124/k10013899691000.html

いま有害性が指摘されている、ある化学物質が国内で検出される事例が相次いでいます。

有機フッ素化合物=PFAS(ピーファス)。

自然界で分解されることがほとんどないことから、「フォーエバーケミカル=永遠の化学物質」とも呼ばれるこの物質。

水や油をはじく特性を持ち、かつては焦げ付かない調理器具や防水の衣類など幅広い用途に使われていましたが、最新の研究でがんなどの健康被害との関連が指摘され、欧米を中心に製造や使用の規制が進められてきました。

そのPFASがいま、在日アメリカ軍の基地内やその周辺から相次いで検出されていて、住民の不安が高まっています。

(おはよう日本ディレクター 渡邊覚人/ 沖縄放送局記者 西林明秀/ 横浜放送局記者 古市悠)

横須賀基地からPFAS 司令官が謝罪

在日アメリカ海軍の基地がある神奈川県横須賀市。

10月、基地を訪れた横須賀市の上地克明市長は「アメリカ軍との信頼関係が大きく損なわれた」と憤りをあらわにしていました。

発端となったのは、基地内の排水処理施設で相次いで確認されたPFASと呼ばれる化学物質の検出。

面会した海軍のカール・ラティ司令官は、横須賀市からの異例の抗議に「大変申し訳ない。反省している」などと謝罪しました。

“永遠の化学物質” PFASとは
PFAS=有機フッ素化合物は、炭素とフッ素などの元素が結合した有機化合物の総称で、PFOSやPFOAなど数千種類の物質を含んでいます。

水や油をはじき、熱に強い特性を持つことから、20世紀半ば以降、テフロン加工のフライパンや食品のパッケージ、防水服などさまざまな製品に使われてきました。

航空機の火災などで使われる泡消火剤にも活用され、アメリカ軍基地の中ではジェット機事故や訓練などでPFASが含まれる泡消火剤が使われてきたことがわかっています。

過去には、泡消化剤がタンクから漏れ出たり、誤って基地の外に大量に放出されたりしたこともありました。

しかし、高濃度のPFASは人体に有害な可能性があるとして、2009年以降、一部のPFASから段階的に国際条約で製造・使用が禁止されるようになっています。

アメリカ環境保護庁(EPA)は、特定のレベルのPFASは以下の健康影響を引き起こす可能性があるとしています。
▽前立腺がん・精巣がんなど一部のがんのリスク上昇
▽妊娠高血圧症など生殖への影響
▽コレステロール値の上昇 肥満のリスク
▽低出生体重・骨の変異など子どもの発達への影響
▽ワクチン反応など免疫力の低下
また、数千もあるPFASの化合物の中で有害性が研究されているのは一部でしかないことや、さまざまな形でPFASにさらされる可能性があることから、健康への影響を正確に追跡することが難しい物質であるとも指摘しています。

さらに、PFASは「フォーエバーケミカル=永遠の化学物質」と呼ばれ、ほとんど分解されることなく体内や自然界に蓄積されるという特徴があり、欧米を中心に規制強化が進められてきました。

アメリカ軍基地 PFAS検出は各地で…

アメリカ軍基地内で高濃度のPFASが検出される事例は各地で起きています。

ことし1月、青森県の三沢基地で、PFASを含む消火剤を流すために使われていた配管が破損し、およそ760リットルの水が流出していることが判明しました。その後、基地内を調査したところ、暫定指針値の最大42倍の濃度のPFASが検出されました。

さらに、9月には神奈川県の厚木基地で、基地内の調整池にPFASを含む泡消火剤が誤って放出されました。

調整池とつながる基地内の川からは暫定指針値の3倍を超える濃度で検出されています。

“基地の外”でも… 深刻化する沖縄の実態

こうした中、すでに「基地の外」でPFASの検出が相次いでいる地域もあります。

在日アメリカ軍専用施設のおよそ7割が集中する沖縄県です。県内の基地周辺にある河川や湧水、さらに一時は水道水からも高濃度のPFASが検出されています。

沖縄県が、ことし6月に公表した最新の調査では、47か所のうち、33か所で国が定める暫定指針値を超えていました。

最も高かったのは嘉手納基地周辺の河川で1600ng/l(暫定指針値の32倍)。

こうした状況は、調査を始めた2017年から続いています。
0002女王蜂 ★ [US]2022/11/25(金) 21:53:29.91ID:F5m5yIPi9
原因特定へ 立ち入り調査求める沖縄県

アメリカ軍はNHKの取材に対し「PFASは世界中の工業製品に含まれていることを理解することが重要で、PFASの真の発生源を調査・評価することは困難だ」と回答しました。

アメリカ軍はこれまで、基地の中で起きたPFASの流出事故などについては認めていますが、基地の外については関連を認めていません。

一方、沖縄県は「アメリカ軍が汚染源である可能性が高い」として、原因の特定を行って問題の解決を図ろうと、これまでに何度も立ち入り調査を要求してきました。

ただ、実現したことは一度もありません。
なぜ、基地への立ち入りができないのか。

沖縄県にとって障壁となっているのが、日米地位協定の存在です。協定は、日本でのアメリカ軍の地位を定めたもので、日本の当局が基地に立ち入るためにはアメリカ軍の許可が必要となります。

また、地位協定には環境に関する調査についての取り決めもありますが、「環境に影響を及ぼす事故(漏出)が現に発生した場合」などと記されていて、ケースは限定されています。

「基地の周りの水から高濃度のPFASが検出されている」だけでは、調査の対象にならない可能性が高いのです。

今後 求められる対応は
実はアメリカ軍は、アメリカ国内では基地周辺の水道水について調査しPFASの濃度を公表するなどの対応をとっています。日本の基地周辺についても、日米両政府が協力して調査し、責任を持って問題の解決に当たっていくことが求められます。

「永遠の化学物質」に私たちの社会はどう向き合っていくのか、今後も取材していきたいと思います。
0003名無しさん@お腹いっぱい。 [ニダ]2022/11/25(金) 22:14:37.28ID:5BTXSDDB0
>上地克明市長は「アメリカ軍との信頼関係が大きく損なわれた」と憤りをあらわに

そういう横須賀市施設の泡消火設備はどうなんだよ?
0004名無しさん@お腹いっぱい。 [ニダ]2022/11/26(土) 09:49:54.10ID:rFpxwrCE0
虫歯菌に効くフッ素との違いは?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況