2023年1月18日 19時03分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013952941000.html

16日に静岡県牧之原市の住宅で母親を殺害したとして児童相談所に通告された13歳の娘が、警察に対して「母親からスマートフォンでSNSを使いすぎていると注意されて口論になっていた」などと説明していることがわかりました。
警察は、スマートフォンの使い方をめぐって親子の間でもめ事になった可能性があるとみて、いきさつなどを調べています。

16日の午後11時50分すぎ、牧之原市の住宅で「家族が刺された」と通報があり、駆けつけた警察官が2階の寝室で40代の母親が血を流して倒れているのを見つけました。

母親はまもなく死亡し、警察は家族の目撃情報などから、自宅にいた13歳の娘に事情を聞いたところ母親を刃物で刺したことを認めたため、児童相談所に通告しています。

娘はスマートフォンを持っていましたが、警察に対して「母親からSNSを使いすぎていると注意されて口論になっていた」などと説明していることが、警察関係者への取材でわかりました。

また、母親は発見当時ベッドの上であおむけの状態で倒れていて、首の付近に深い刺し傷が確認されたほか、自宅からは血のついた包丁が見つかったということです。

警察はスマートフォンの使い方をめぐって親子の間で何らかのもめ事になり、母親が寝ている時間帯をねらった可能性があるとみて、いきさつなどをさらに詳しく調べています。