コロナ感染者利用で店名公表「目的は正当」 ラーメン店側の請求棄却
2023/1/25 20:33
https://www.asahi.com/sp/articles/ASR1T6QFWR1TPTIL00N.html

 新型コロナウイルスの感染者が立ち寄ったラーメン店の名前を徳島県が公表したことの是非が争われた訴訟の判決が25日、徳島地裁であった。島戸真裁判長は、2020年7月当時、全国で感染者が急増していた状況などを踏まえ「公表の目的は正当で、必要性や緊急性もあった」とし、県に損害賠償を求めたラーメン店側の請求を棄却した。

 県は20年7月、ラーメン店「王王軒(わんわんけん)本店」(徳島県藍住町)で飲食した客1人の感染が判明したとして、感染症法に基づいて店名を公表した。同店などの運営会社2社は「店名を公表され、店の信用が侵害された」などとして21年2月、県に計1100万円の損害賠償を求めて提訴した。

※続きはソース元でご覧ください