[2023/05/22 23:07]

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000300317.html

 ウクライナと国境を接するロシアのベルゴロド州の州知事は「ウクライナ軍が領土内に侵入した」と発表しました。一方、ウクライナ政府高官は関与を否定しています。

 ベルゴロド州知事は22日、SNSを通じて「ウクライナ軍の破壊活動・偵察グループが領内に侵入した」と発表しました。

 ロシア軍や国境警備隊「FSB=ロシア連邦保安局」などが敵を排除するために必要な措置を講じていると説明しました。

 一方、ウクライナ側に付いて戦うロシア人部隊「自由ロシア軍団」はSNSで、ベルゴロド州のコジンカを完全に制圧し、グレイボロンに前進していると投稿しました。

 また、ロシアの軍事ブロガーは少なくとも8台の軍事車両がウクライナから国境を越えてロシア領内に侵入した可能性があると伝えています。

 ウクライナのポドリャク大統領府顧問はSNSで「ベルゴロド州で起こっていることを注視しているが、直接の関係はない」と述べました。

 国営ロシア通信によりますと、ロシア大統領府のペスコフ報道官は、プーチン大統領は状況について報告を受けていて、ウクライナの破壊工作員をロシア領から追い出す作戦が行われているとコメントしています。

画像:ロシア義勇軍団のテレグラム