公明党の北側一雄副代表は27日の記者会見で、来年秋に健康保険証を廃止しマイナンバーカードに一本化する政府方針を巡り、自民党内から出ている延期論に慎重な姿勢を示した。「政府は8月上旬の総点検の中間報告に向けて調査しており、(延期について)どうすると述べる段階にはない」と述べた。

 同時に「マイナ保険証の実施に当たっては国民の信頼が大前提だ。メリットを国民に分かりやすく説明するに尽きる」と強調した。

 岸田文雄首相が再開を指示した防衛装備品の輸出ルール見直しに関する与党協議については「いついつまでにという話はなかったと聞いている。自公でしっかり協議したい」と語った。

共同通信23/07/27 13時05分
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