国際政治学者の三浦瑠麗氏が17日、X（旧ツイッター）を更新し、自民党のパーティー収入不記載事件での派閥解消論で持論を述べた。

【写真】着席して足を組む三浦瑠麗氏
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　自民党は岸田文雄首相直轄の政治刷新本部を立ち上げ、政治資金規正法の改正や派閥解消について、連日議論を重ねている。問題の発端である安倍派（清和研）の議員からも同派の解散を訴える声が出ている。

　三浦氏は「清和研で起きていることは、現実の権力の空白に特捜がもう一手加えたことで起きた権力闘争なので、その帰結がはっきりし、権力の所在が定まるまではずっとこのまんまであると思う。こういうときにはみんないろいろ言い出すものではあるけれど、安倍さん亡き後に人望がある人がいなかったんだろう」と混乱の要因を指摘した。

　さらに「派閥をなくすべきとか全く思わないな。いまは本来ならニッポン大での権力闘争の時期ですよ。政治改革の一点突破で野党が頑張るか、あるいは自民党にその旗印まで持たせてあげるか、どちらかでしょうね。ニュースを占拠するのは与党です。改革案が不十分だというのも〝与党の〟ニュースですから」と大局的な見地で見るべきと説いた。


1/17(水) 16:31配信　東スポWEB
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