クリスマスイブに宅配ピザが届かず訴訟を起こした男性。「適切な注文管理をしていなかった」と主張…裁判所の判断とは まさか私がクビですか? ── なぜか裁判沙汰になった人たちの告白|婦人公論.jp
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2025年04月24日 日本経済新聞「揺れた天秤」取材班

「この国で各地の地裁に起こされた民事訴訟は年間14万件、起訴された刑事事件は6万件。そのうちニュースとして報道されるのは、ごくごくわずかな一部にすぎません」と語るのは、日本経済新聞電子版の「揺れた天秤~法廷から~」を連載した「揺れた天秤」取材班。そこで今回は、この大好評連載をまとめた書籍『まさか私がクビですか? ── なぜか裁判沙汰になった人たちの告白』より一部を抜粋し、<学びになるリーガル・ノンフィクション>をお届けします。
クリスマスイブに
「最後の機会かもしれないな」。2022年12月、京都市の男性は間近に迫ったクリスマスイブに思いを巡らせていた。当日は離婚した元妻や娘2人と夕食の約束をしていた。

高校3年生の長女が大学に進学して一人暮らしを始めれば、4人で集まるのは難しくなりそうだった。

受験勉強にいそしむ長女を思いやり、考えたのは手軽にパーティー気分を味わえる宅配ピザ。中学生の次女も喜び、幼い頃からお気に入りだった大手チェーンをリクエストしてきた。

12月23日、男性は翌日の午後7時15分に届くようインターネットで注文した。

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鳴らないチャイム
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(略)

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