米国GDP3年ぶりマイナス成長にネット騒然「これまずいやつじゃ?」「まだまだ序章だよね」

4/30(水) 23:13配信 中日スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/fce8097c51b2d8cd581bae8967619186989b6b4f

 米商務省が30日発表した1〜3月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、年率換算で前期比0・3%減だった。市場も予測していなかった3年ぶりのマイナス成長に、ネット上も騒然となった。

 各社の報道によると、GDPにマイナスに働く輸入が41・3%増と急増した。トランプ関税の本格導入前の駆け込み増が大きな引き下げ要因となった。全体の7割を占める個人消費は1・8%増で、前期の4・0%増から鈍化した。

 1月のトランプ氏2期目の大統領就任以降、景気へのブレーキはある程度織り込まれていたとはいえ、事前の市場予測は0・2%増だった。米国では、インフレと景気後退が同時に起こる「スタグフレーション」の危険性も指摘され始めている。

 今回の発表は、多くの人に驚きを持って受け止められたようで、X(旧ツイッター)上には「ぎゃああ」「これ多分まずいやつじゃないか?」「これからもっと悪い数字がたくさん出てくるのでは?」「リセッション(景気後退)濃厚?」などの書き込みが上がった。

 「2期目初っぱなからなんなのよこれかよ」「プラスであったGDPの成長率を、たった一四半期でマイナスにするとは、トランプ大統領閣下の権勢たるやすさまじい」と、米政権の政策への指摘も。「1―3月期でこれかあ…この先はどうだろう」「トランプ関税の本格化は4月以降なので、このマイナスはまだまだ序章だよね」と先行きを不安視する声も目立った。

 「輸入が押し下げてるんだからこんなもんでしょう…本当に怖いのは雇用統計後やぞ…」「国内の民間購入者への実質最終売上高(GDPから在庫変化、純輸出、政府支出を差し引いたもの)は、年率3%の成長率であったのでそんなに心配することじゃない」と分析する書き込みもあった。