カシィ家
「本像はリイド家始祖同様、始祖が師と仰いだ人物のものである。
始祖の師は大きく頑健な体躯を誇り、二振りの大剣を軽々と振るい、隻眼の不利をものともせず、メビウスと戦う事が出来たという。
無頼漢の様相そのままに、豪放磊落、非常に熱き人物で、苦しいメビウスの戦いを、精神的にも支えたと伝えられている。
また、自由の人であったとも言われており、その気質は再興時にはまだ年若かった始祖と、そのカシィの血脈に受け継がれている」

中央ウロボロスストーンの台座
「本台座に飾られている物は、ごく最初期のウロボロスストーンのケージであるが、ここには本来、七人目の始祖の像が建てられる予定であったと伝えられている。
七人目の始祖、その正体に関する伝承はほとんど残されておらず、これは単なる記録の紛失ではなく、七人目の始祖の意思によるものであった可能性が、多くの歴史研究者によって示唆されている。」