六氏族(七始祖)
オーツ家始祖
ケヴェスの兵士であった始祖は、他の始祖達の手によって命の火時計から解放され、以後は最初のウロボロスの一人として、シティーの解放に尽力した。
機械工学に長けた始祖は、ブレイドで戦う事はなく、自ら製造した武器で戦った。
現在シティーを支えてる技術体系、その全ての基礎は始祖によって構築されたものである。
メビウスとの戦いの後、80の歳で亡くなるまでシティーの再興にその人生の全てを費やしたと伝えられているが、ケヴェスの兵士であって始祖がどのようにしてその歳まで生きられたのかは謎に包まれている。
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ドイル家始祖
ドイル家始祖にしてシティーの解放者。その出自は、最初のシティーを建設した者達の直系の子孫である。エヌによってシティーが崩壊してからは行方しれずとなっていたが、後に他の始祖達と出会い、メビウスとの戦いに身を投じた。
始祖とヴァンダム家の始祖とは血縁関係にあったと言われており、僅かに残された当時の記録によれば、兄妹であった可能性が高い。
兄であるヴァンダム家の始祖と共に戦い、ウロボロスの力を完全なものとする。
聡明な人物であり、後のシティーの法体系の多くは、始祖によってその礎が創られた。
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ローディス家始祖
アグヌスの兵士であった始祖は、ケヴェスの兵士であったオーツ家の始祖との死闘の最中に他の始祖達と巡り合い、命の火時計から解放され、メビウスとの戦いに加わった。
兵士ではあったが、非常に柔和で心優しい人物であったと伝えられている。
また、医療技術にも長け、後のシティーの医療技術の発展に絶大な影響を与えた。シティー再興後、アグヌスの兵士であったにもかかわらず、80の歳を超えても尚存命したと言われており、何故そのような事が出来たのかは謎のままとなっている。
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ヴァンダム家始祖
かつてこのシティーはメビウス・エヌによって壊滅させられた歴史を持つ。始祖はそれまで限定的であったウロボロスの力を完全な物とし、エヌと戦い、これを退ける。
戦いの後、散り散りとなった人々を集め、シティーを再興する。シティー再興後にはドイル家の始祖にシティーの全てを託し、放浪の旅に出立。その後の消息を知る者はいない。
ヴァンダムの氏を持ち、始祖の子孫達がシティーへと帰還したのはそれから数百年後のことである。
伝承では、始祖は拳を活用した体術を得意としたと言われており、その血脈は今尚、ヴァンダム家に受け継がれている。
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