クラウスの相転移実験、相転移は本来かなり広い意味を指す言葉だけど
規模感や世界が生まれたりしていることから、宇宙の誕生時に起きたと言われる真空の相転移のことだと思われる

こうした宇宙創世においては物質と反物質が同量生まれるはずと考えられている
この辺は元ネタであるとは思う
ただ実際の反物質として物理的な性質を厳密に考えると、大量に突っ込みどころが生まれる

ゼノシリーズは最もSF色の強いサーガでもスペースオペラを自称しているように
ハードSF志向の作品ではないので、
反物質っぽい性質を持ったなにかくらいの理解が精神衛生上良い気がする