埼玉県行田市は、若い世代の移住を促進するために奨学金の返還を支援する事業を始めようと
関連する補正予算案を市議会に提案しました。

人口7万8千人あまりの埼玉県行田市では、若い世代の転出に歯止めがかからず、昨年度の転出者の45%が20歳代でした。
こうしたことを受けて市は若い世代を経済的に支援して移住を促そうと、来年度から奨学金の返還を支援する事業を始める方針を決め、関連する補正予算案を先月28日に始まった市議会に提案しました。
行田市によりますと、来年度以降、新たに移住した人で申請した年度末の段階で30歳以下で、3年を超えて市内に住む意思があること、それに支援対象となる奨学金を返還していることなどの条件を満たす人が対象です。