神戸電鉄、来年4月に値上げ 一律10円、バリアフリー化推進で
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202208/0015528476.shtml

神戸電鉄(神戸市兵庫区)は4日、全46駅でバリアフリー化を進めるとし、
来年4月1日から鉄道運賃に一律10円、通勤定期券に1カ月で380円を上乗せすると発表した。
同社は4日、昨年創設された国の新料金制度に基づき2030年度までの計画を国に届け出た。
費用は20億円を超えると見込む。
スロープやバリアフリートイレ、視覚障害者のホームからの転落事故を防止する点字ブロックの整備などを進め、谷上駅(神戸市北区)1、2番線にエレベーターを新設。
全駅に、運行状況を知らせるディスプレーを設置する。
通学定期は上乗せの対象外。
関西では、阪急電鉄と阪神電気鉄道が同制度を活用してバリアフリー化を進めるとし、来春の運賃値上げを発表している。