神戸市垂水区の自宅で同居する母親(91)を殺害したとして、兵庫県警垂水署は31日、殺人の疑いで無職の男(69)を逮捕した。同署の調べに「母の介護で疲れていた」と話しているという。
逮捕容疑は、自宅にいた母親の首を絞めるなどして殺害した疑い。
同署によると、同日午前0時15分ごろ、男の次男から「父が『同居する母を殺した。自分も自殺する』と書いた遺書を持ってきた。父の自宅に行ったら祖母が死亡していた」と110番があった。
駆け付けた署員が、廊下で倒れている母親を発見。搬送先の病院で死亡が確認された。また、現場に近い明石市の大蔵海岸で包丁を手に手首から血を流している男を見つけたという。