安曇野市豊科の住宅で今月発生した火災、および同住居から死者が出ていた事件で、
被害者の娘が現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕された。

逮捕されたのは、死亡した張明亜さん（当時56）の長女で
住所不定、無職、張康恵（ちょう・やすえ）容疑者（26）。

逮捕容疑は今月5日、康恵容疑者の父親で会社員の張新月さん（58）方で、
母親の明亜さんに暴行した上で住宅内に放火し、明亜さんを焼死させたとしている。
外傷があった明亜さんの遺体と、複数の血痕が残された住居内の状況から、
県警は殺人事件を疑い捜査を進めていた。

2人暮らしをしていた両親とは別の住居がある康恵容疑者は、
事件当日に現場に滞在していたが、のち連絡がつかなくなっていた。
今日未明に長野市内の集合住宅にいたところを県警に発見され、身柄を確保された。