下半身を露出した男20人が目撃される公然わいせつ事案が発生したとして、福岡県警は24日、住民らに注意を呼びかける防犯メールを出した。



 県警の防犯メールによると、9月23日(土)午後2時ごろ、福岡県古賀市鹿部付近で、通行人の男性が下半身を露出した男約20人を目撃したという。全裸の男が約10人、ガーターベルトを着用した男が約10人で、現在も逃走しているという。現場付近の「鹿部」は鹿児島本線をはさんで2つのエリアに分かれている。JR鹿児島本線ししぶ駅から南東に約500メートル離れた地域には工場などが並ぶ。駅の北西約500メートルにはゴルフ場があり、近くには海水浴場がある。



 ガーターベルトとは、ストッキング止めのこと。太ももまでのストッキングがずり下がらないように、腰などに巻いた帯から垂らした留め具でストッキング上部を止めて使用する。レースなどのおしゃれな素材のものが多い。歴史は古く、16世紀ごろには欧州の貴族男性のストッキング止めとして登場していたとされている。