0001きつねうどん ★
2021/12/01(水) 18:49:59.70ID:CAP_USER今回入ってきた情報によりますと、この季節になると森や山に入るとそこら中にエビフライが落ちているそうです。
「何それ!?」
最初この話を聞いたときは「山にハイキングに行った人が何かの拍子にお弁当をひっくり返してしまって、その中に入っていたエビフライを誰かが山道で発見しはったんちゃうのん?」と思ったんですが……。
四の五の言わず、まずは山に入ってみることにしました。
やっぱり山はいいですね。特にこの季節は歩いていると身体がポカポカしてきますし、空気がシャキンとしているので深呼吸すると気持ちが凛としてきます。「ヤッホー!」
しばらく山道を歩いて行きますと……ありました、ありました! そこいら中にエビフライが(笑)。そこにも、あそこにも、どこもかしこもエビフライ(笑)。
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山の中にエビフライが!?
実はコレ、松ぼっくりなんです。
アカマツの松ぼっくりをリスがガリガリかじって食べて、芯の部分だけが残ったものなんですが、本当にエビフライそっくりです。かじった跡がパン粉をまぶした衣のように見えるし、色も油でカラッと揚げたような実においしそうなきつね色。
松の種類によってできあがりも違いまして、より大きな松ぼっくりのテーダマツなら憧れのジャンボエビフライ見えますし、ぽってり大きな松ぼっくりのヒマラヤスギだとカニクリームコロッケにみたいになるらしいです。
リスにとってはただ食べただけでしょうが、よくこんなにリアルにできたなと驚きますね。
フィギュアやミニチュアが大好きな私は、これらを家に持ち帰って本物のエビフライのように平皿に並べて盛り付けてみました。するとこれがさらに本物にしか見えません。食品サンプルもまっさおです。
https://i.imgur.com/DU5zpng.jpg
笑えるほどエビフライそのものです
リスにとっては「ごちそうさま」ですが、僕は「いただきます!」と言いたくなりました。
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)
https://jocr.jp/raditopi/2021/12/01/402026/