国民は参院選京都選挙区で維新新人候補を推薦し、当選した立民現職の福山哲郎氏を支援しなかった。統一選での立ち位置が注目されていたが、従来通り旧民主勢力同士の競合を避ける考えを示した。
前原氏は、参院選で立民を支援しなかった理由について「(昨年の衆院選で)選挙のためだけに共産党と組むという禁じ手をとったからだ」と説明。統一選については「京都は自民党と共産が強く、元々の仲間がつぶし合いをする余裕はない。しっかりとすみ分けをする中で、『非自民非共産』の基盤をつくりたい」と述べた。一方、維新についても「しっかりとした野党をつくるために協力していく」と国政選挙で連携する姿勢を強調、国政選挙と京都の地方選では状況が異なるとの認識を示した。
酒井常雄府連幹事長は取材に対し「(立民とは)現職を当選させるためにすみ分けを図るという話をしている。今後、新人についても競合するところがあれば話し合いたい」と話した。
定期大会では、府議選や京都市議選などに立候補予定の12人が登壇し、必勝を誓った。
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