0001きつねうどん ★
2022/11/29(火) 11:54:27.03ID:qcMgoyUa約束は守られた 28年の歳月を超えたモンゴル大統領と青森の家族の絆
青森県五戸町の家族が今夏、モンゴルを訪れました。招待したのは現職の大統領。28年前にこの家族のもとにホームステイしたことがきっかけとなり、その時に交わした約束がこの夏、時間と国境を越えて果たされました。
※高村実俊さん「(気候が)日本と一緒青森と一緒」
2022年7月、高村実俊(たかむら・みとし)さん一家がモンゴルを訪れました。その理由は現職のオフレー・フレルスフ大統領から招かれたためです。
※高村実俊さん
「またどこかで会えればいいなという思いはあったけれど、大統領になっているとはまったく分からなかった」
フレルスフ大統領との出会いは28年前の1994年。JICA=国際協力事業団の事業で当時26歳の一人の青年として高村さんの家にホームステイしていました。
※フレルスフ大統領
「(1994年にホームステイに)訪れた)当時、私の娘と近い年齢のかわいい少女がいました。私の娘のように私をとても愛してくれてその1週間で私は高村一家ととても親しくなり幸せな日々を送りました」
※柳沢智美(旧姓・高村)さん
「(28年前に)きたときに「同じぐらいの娘がいるんだよ」と。かわいがってくれた。行くところ行くところでずっとべったりくっついていた」
わずか1週間ほどの滞在でしたが家族のように打ち解けた彼らは、ある約束を交わしていました。
※フレルスフ大統領
「私はその家族、特にその女の子に「いつかあなたをモンゴルに招待します」と言いました」
※柳沢智美さん
「信じられない。「えっ」って。思ってもみなかった」
※高村実俊さん
「大統領に会いに行ったのではなく、モンゴルに唯一の友人フルレーに会いにきました」
※高村実俊さん「高村ですこんにちは」
※フレルスフ大統領
「御無沙汰していました。ここまで来てくれてありがとうございます」
※柳沢智美さん
「私の顔を見た瞬間に抱きよせてくれた。笑顔を見たら安心した。フルレーだって」
果たされた28年前の約束。時間や国境、大統領という立場を越えて、当時の思い出がよみがえります。
※フレルスフ大統領
「日本のおもてなしの心、親切さをあなたの家族は感じさせてくれました。私は自分の家にいるかのように快適に過ごせました」
※高村実俊さん
「私たちも一緒です。言葉は通じなかったけど、心と心が通じて。本当に私の弟のような感じです」
※フレルスフ大統領
「私の娘のように思っています。智美さんは(私の娘)ノムナーのお姉さんです」
※フレルスフ大統領
「28年後の再会を記念して木を植えましょう。名前を付けてください」
※高村実俊さん
「(名前は)高村フルレーにしましょう」