「特別抗告の申し立て事由がない」 袴田さん再審、検察が(抗告)断念を発表 [Grrachus★]
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3/20(月) 17:11 朝日新聞デジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb9a58392af09aeaf3a7bf96c9a028c612fa2f72
57年前の1966年に静岡県のみそ製造会社の専務一家4人が殺害された事件で、東京高検は20日、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(87)=釈放=の再審開始を認めた13日の東京高裁決定について、最高裁への特別抗告を断念すると発表した。
東京高検の山元裕史次席検事は「承服しがたい点があるものの、法の規定する特別抗告の申し立て事由が存するとの判断に至らず、特別抗告しないこととした」とコメントした。
再審開始が確定することになり、袴田さんは今後、静岡地裁で開かれる再審公判で無罪となる公算が大きい。
死刑囚が再審で無罪になるのは、80年代の免田、財田川(さいたがわ)、松山、島田の4事件以来、30年以上ぶり5例目。特別抗告は高裁の判断に憲法違反や判例違反がある場合に限られ、検察側は「特別抗告できる理由がない」と判断したとみられる。特別抗告の期限が20日だった。 無謬性ってやつだな
おかしな伝統が蔓延ってたんだよ 捏造によって無実の人が一生を棒に振った。一方真犯人は自由な人生を謳歌したであろう。捏造を押し通し人ひとりを死刑にしようとした国家権力がどう責任をとれるのかが焦点になるな。 飲んだら本当のことを話す自白剤の必要性が益々高まっているな。
容疑者に飲ませて、やってませんと言ったら やってないと判断して釈放、
やりましたと言ったら 犯人しか知り得ないことを話させ、
証拠で自白を裏付ける。
これで冤罪はなくなる。 >>7
警察にも弁護士にもどんどん使えばいいだろう。
裁判所とかで。 裁判所から証拠は捏造された可能性が高いとまで言われたから特別抗告を断念するしか無いって事だろうな。 「やった」「やってない」本当の真実は本人の心の中だけにある。
それがどちらなのかを評価するのにこれだけ回りくどい方法を取らないといけない、というのが何か。
>>6が言う通り、薬なのか装置なのか、人の心を正確に覗ける手段が発明されれば 他スレの転載
■袴田事件が起きた原因 1
結論から先に言うと、江戸時代の警察文化が、当時の警察にも継承されていた為
江戸時代の警察に当たるのは奉行所(有名な江戸の南北町奉行所)だが
江戸の奉行は別として、当時の奉行所の連中は、考え方が異様だった
「町で凶悪事件が起きて、民心が恐怖と不安で動揺したり、奉行所を非難するようなら
取りあえず下手人を召し取ればいい
別に真犯人である必要はなく、犯人らしく見える者を召し取り、責め苦で吐かせればよい
さすれば民心は落ち着き、奉行所への批判も止み、公の安寧秩序は保たれる
真犯人が別にいたとしても、どうせ濡れ衣で捕まったと知って、儲けものだと思い
新たな犯行は控えて冤罪を起こした事が表沙汰になる事はないから、安心すればよい
また治安維持の為にも見せしめに下手人は死罪か打ち首獄門にしてしまえばよい
死人に口なしで無実の町民に濡れ衣を着せて罪人にした事実を隠蔽出来る」
俄かには信じられないかも知れないが、これが当時の、お役人達の本当の考え方
犯罪で民心が乱れたら取りあえず無実の人間でもいいから捕まえてしまえばいい
そうして民心を鎮めさえすればそのものが真犯人かどうかはどうでもいい
こういう発想 他スレの転載
■袴田事件が起きた原因 2
何故、江戸時代の奉行所≒警察は、こんなに腐った考えをしていたのか
その謎を理解する為には、江戸時代の警察制度に対する幕府の方針を知る必要がある
同心に仕える十手持ちが、ヤクザの大親分の町民だった事はよく知られている
これは幕府の方針である「犯罪は犯罪をよく知るならず者に任せるべし」が関係している
要するに餅は餅屋という事で、犯罪の事は犯罪者や犯罪組織の奴に任せるのが一番だと
そのような思想の下、犯罪の捜査や防犯を担う十手持ちに、ヤクザの大親分を充てていた
時代劇によっては、十手持ちがお店(たな)を脅して回ったり
金品をせしめて回る描写が出てくるが、実はあれは、創作でなく、史実であったりする
十手持ちはヤクザの大親分なので、悪さばかり働いていた
脅したかりは当然で、無理難題を吹っ掛けて言う事を聞けと強要する事もしばしば
そんな奴らだから当然、金持ちの悪徳商家や悪人の武家その他と癒着して
悪さを働いたり、十手持ちの立場を悪用した権力の濫用もごく普通に行った
江戸町奉行所を例に取ると、まずは与力がおり、その下に同心がつくが
与力も同心も、共にお目見え以下の御家人である
御家人というのは徳川幕府に仕える足軽の事で、200石以下の者を言った
特に同心らは軽輩で、非常に苦しく、俸禄だけでは暮らし向きが成り立たない
当然、妻女は内職する事になるし、実家が商家なら、金銭的に援助して貰う事になる
時代劇によっては、与力や同心が町のお店と癒着し、金子を受けとったり
脅して金をせしめる、見返りに便宜を図るといったシーンが出てくるが
こうした事はごく普通に行われていて、実際に癒着していたと言われている 他スレの転載
■袴田事件が起きた原因 3
つまり町奉行所の実態というのは、十手持ちから与力まで、悪人共で占められていて
町内で力を持った裕福な商家、有力町民、ヤクザ一家や武家その他と癒着していて
彼らから金子を貰った見返りに便宜を図ったり、金を脅し取ったりしていた
こんな連中が警察制度を担っているのだから、無実の人間をとっ捕まえて
無理矢理自白させて下手人にでっち上げたり、その事で奉行所への批判を封じたり
死罪にしてしまう事で口を封じてしまうような事も、平気でやっていた
また時代劇でよく出てくる遠島とは、実際には非常に過酷なもので
遠島に処された罪人の死亡率は非常に高く、実質的には処刑と変わらなかったともいう
江戸町奉行だけでなく、火盗改でも似たような状況にあったとされ
鬼平犯科帳の長谷川平蔵宣以が人々から称賛されたのも
与えられた役職を忠実にこなし、町民から慕われていた為だと言われている
(町奉行遠山金四郎も庶民の味方となって働いた事から人気があったという)
言い換えればそれだけ町奉行所が腐敗していたという事だ
ちなみに与力が警察署長以上の警察幹部、同心が警察幹部
十手持ち等の岡っ引きが、現在の警察官に当たる者達だと言われている
元警察官が著書で、警察署長になると様々な利権があり
一代で数千万円のたくわえを得る事が可能だと実名による告発を行っているが
何の事はない、江戸時代に与力らが得ていたような役得が現代にまで続いているだけで
組織名が警察に変わり、制度が変わった後も、利権や特権が残り続けただけの話である 他スレの転載
■袴田事件が起きた原因 4
各藩の奉行≒今でいうところの警察制度に当たるものは、もっと酷かったと考えられる
石高の低い藩では藩士らは貧乏で、例えば徳川幕府では200石以下を御家人としたが
1万石の大名では、家老クラスですら300石くらいしか貰ってなかったとも
藩内で身分の高い武家でも禄高がたったの150石という事もざらだったようだ
当時は江戸とその他の地方との経済格差が激しく、物価が全然違う為
単純比較はできないのだが、それでも各藩の藩士らは、かなり生活が苦しかったという
藩によっては平時から田畑を耕し、半分農民のようになっていた藩士も多かったそうな
そんな貧乏人ばかりで警察組織が構成され、警察活動に当たっていたとしたら
裕福な家々と役人との癒着は、江戸町奉行所の与力・同心の比ではない事になるし
金を持った連中による金の力でのやりたい放題も、江戸の比ではないという事になる
各藩で警察に当たる活動をしていた者達が、悪人面の悪党揃いだったであろう事は
考えるまでもない事である
こういった組織だったから
「町で凶悪事件が起きて、民心が恐怖と不安で動揺したり、奉行所を非難するようなら
取りあえず下手人を召し取ればいい
別に真犯人である必要はなく、犯人らしく見える者を召し取り、責め苦で吐かせればよい
さすれば民心は落ち着き、奉行所への批判も止み、公の安寧秩序は保たれる
真犯人が別にいたとしても、どうせ濡れ衣で捕まったと知って、儲けものだと思い
新たな犯行は控えて冤罪を起こした事が表沙汰になる事はないから、安心すればよい
また治安維持の為にも見せしめに下手人は死罪か打ち首獄門にしてしまえばよい
死人に口なしで無実の町民に濡れ衣を着せて罪人にした事実を隠蔽出来る」
という発想が出てくるし、それを実践していたわけだ 他スレの転載
■袴田事件が起きた原因 5
そして明治維新後は、各藩の警察組織の体質が、そのまま県警察部の警察の体質として
継承され、定着する事になった
何故そうなったのか?
自明の理だ
金を握らせて奉行所の役人らと癒着し、役人らを自分の都合よく動かし
気持ちよく生活していた裕福な商家、有力町人、富農や豪農らが
政府が変わったところでそれを手放すわけがない
警察制度で整備されて、刷新されようが、江戸時代と同じやり方を踏襲しようとするし
警察官や警察幹部にそれを強要するし、警察官や警察幹部も
土地の者で、江戸時代には奉行所の役人達が何をしていたのか見て知っているのだから
「警察というのはそういうだ」と考えて、不正も腐敗も思想も全て継承される事になる
2000年以降に発生した悪質な冤罪事件である富山県警による氷見事件も
被害者が作成した犯人の似顔絵と似ているというだけで、無実の人間をしょっ引いて
強引な取り調べで参らせて、精神的虐待を加える事で自白を引き出して
犯人しか知り得ない情報を、取調官が取調室で被疑者に教える事で
被疑者が元から知っていた事に捏造し、かつ、完璧なアリバイがあったのに無視し
犯人と身体的特徴が合わない点も無視し、犯人のDNA型との照合すらしないという
出鱈目の限りを尽くしたわけだが、この事件はまんま、江戸時代の奉行所の手口である
「凶悪犯罪が起きたら取りあえず下手人を捕まえろ。真犯人である必要はない」
「下手人が捕まれば二度と事件は起きないという事で民心は安堵する」
「真犯人は儲けものと考えて再犯しないので冤罪が露見する事はない」
袴田事件を起こした警察官らには、真犯人から金銭を得ていた疑惑があるそうで
無実の袴田さんを捕まえ、犯人にでっち上げる為の小細工をした事もあわせて
警察のやった事は、江戸時代の奉行所の役人と全く同じである >>11
文系の作る制度なんてこんなもの。
これからは裁判にも理系の力をどんどん取り入れていく
必要がある。
取り調べは自白剤で、
裁判はAIで、
犯罪者は、懲役の間に、
デジタル技術と脳科学で脳の犯罪を犯す部位を修正する。 裁判所から証拠は捏造された可能性が高いとまで指摘されるからこれ以上有罪に出来る材料が見当たらないって事だろうな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています