0001きつねうどん ★
2023/05/26(金) 12:44:17.29ID:2p37uaBN「法案通ったら送還される」 入管法“当事者”が国会で訴え
埼玉県で暮らすラマザン(25)。トルコ出身のクルド人です。今はベトナム出身の妻と暮らしています。
クルド人 ラマザンさん
「(写真を見せながら)ベトナムに行ったときのものです。結婚式のアルバムの写真をベトナムで撮ろうって2人で約束していたので」
9歳のとき、トルコで身の危険を感じた両親と弟の4人で来日したラマザンさん。
2年前に期限付きの在留特別許可を受けるまでは、住民票や保険証もなく、埼玉県外に出ることすらできない状況が続いていました。
高校まで学校にも通い、通訳になりたいと考えていたラマザンさんでしたが、在留資格がないことで夢を諦めざるを得なくなりました。
ラマザンさん(当時19歳 ドキュメンタリー映画「東京クルド」より)
「通訳としてトルコ語もクルド語も日本語も英語もできるようになって、そういうの考えたらワクワクしますよね。(通訳に)なれるといいですね」
しかし、“前例がない”などとして、入学は認められないと12校から断られたといいます。
ラマザンさん
「1人の人間として、たまたまクルド人として生まれてきただけで、なんで学べないのかなっていう。その国で義務教育を学んで、それを終えているんだから」
現在国会で審議されている入管法改正案では、難民申請が3回以上であれば申請中であっても、新たな資料などがない場合、強制送還できるようにする規定が盛り込まれています。
ラマザンさんの家族は、難民申請を拒否し続けられ、すでに申請3回を超えているため、改正案が成立すれば、強制送還になるおそれがあるのです。
ラマザンさん
「こっちは実際に向こう(トルコ)で起きてることを(入管に)提出してるのに、そんな中で帰されたらもう本当に想像つかない。なんでわかってくれないんですかね、本当に」
クルド人は、「国を持たない世界最大の民族」と言われ、トルコ国内で虐げられてきました。
しかし、日本では、トルコ国籍のクルド人の難民認定はこれまで1人だけです。
ラマザンさん
「(強制送還になれば)とんでもなく嫌なことが起きる。間違いなく」
5月25日、ラマザンさんは国会で、当事者としては異例の参考人質疑に出席しました。
ラマザンさん(参院法務委員会)
「彼ら(クルド人)は今度の政府案が通ったら、送還されるのではないかと怯えていることを知ってください。私も家族が送還されて、バラバラになるのではないかと不安でとても怖いです」
終了後、ラマザンさんとともに会見をおこなった弁護士は…
全国難民弁護団連絡会議代表 渡邊彰悟 弁護士
「こんな人たちを複数回(難民)申請だから送還停止効を外して帰すとやったら、それはほとんど『死刑執行のボタンを押す』という表現がありましたけど、現実にそうだと思う」
ラマザンさん
「法案が決まって、被害受ける人たちの気持ちは考えてるのかなというのが今思っていることです」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/505870