2021年12月27日 報道ステーション
羽生結弦 前人未到の挑戦を終えて
「4回転アクセル」への思い

安藤アナ「よろしくお願いします」
ヅル「はい」
アナ「わたくしあの、修造さんにこう成りきって」
ヅル「(アナの手振りを真似ながら)サーッ!」
アナ「安藤修造として今日は、お伺いしたいん
   ですが」
ヅル「(笑・クシャ笑顔)」

──昨日、遂に4回転アクセルを実戦の場で
  披露した羽生結弦。果敢に挑んだものの、
  回転不足のためこのジャンプの得点は4.11。
  4回転アクセルの基礎点はもちろん、
  羽生が得意とするトリプルアクセルにも
  及ばないものでした。

アナ「今までの羽生選手は、こう完璧になってから
   ジャンプをこう披露するような、そんな
   ところがあった。ただ今回は、その未完成の
   技を本番に組み込んできた。今までとは違う
   アプローチだと思うんですが」
ヅル「んんんん、そうですね。…そうだなあ。
   正直言って恥ずかしいですよ。やっぱ
   完璧主義者なんで。完璧なジャンプが
   跳べないものを、皆さんの前で見せる勇気は
   かなりのものでした。ただ、自分の中で、
   もしかしたらこの全日本で終わらせられる
   かもしれないっていう、解放してあげられる
   かもしれないっていう期待があった、ので、
   何とかやりましたけど。でも本来は、
   やってないです自分だったら」