【内田裕也樹木希林】島田陽子さん「このままでは無縁仏に」1日6000円のドライアイスで遺体を区が保管中

大腸がんによる多機能不全のため、7月25日に69歳で死去した女優・島田陽子さん。
7月28日には、複数のスポーツ紙が27日に告別式がおこなわれたと報じた。
その告別式の様子は、こぢんまりとしながらも、故人の好みを反映し、趣向を凝らしたものだったようだ。
報道によると、参列したのは「十数人の近親者のみ」で、島田さんの遺体は「金色の刺繍が施された淡いブルーのドレスをまとい」、遺影と一緒に「米ドラマ『将軍 SHOGUN』など出演作品の場面写真が並べられていた」というのだが――。
「これは、真っ赤な嘘ですよ。島田さんの遺体はまだ荼毘に付されてもいません」と、衝撃の証言をする人物がいる。
島田さんの元マネージャーで、公私ともに付き合いがあった会社経営者の福島浩一朗氏だ。福島氏がこう続ける。
「私は長年、島田さんのマネージャーを務めてきました。ここ数年は事情があり島田さんから離れていましたが、いろいろと彼女の相談にも乗ってきました。私が最後に島田さんに会ったのは去年の暮れ。喉にポリープができていることは知っていましたし、ほかにも闘病されている様子は知っていました。しかし、大腸がんだったとは知りませんでした。最後まで映画の撮影に熱心に取り組んでいましたよ。彼女の死を耳にしたとき、涙が止まりませんでした」
島田さんが都内の病院で亡くなった際は、島田さんが代表取締役を務める芸能プロダクションでマネージャーとして働くA氏だけがついていたという。
「島田さんは、2019年に離婚されていますし、もう何十年も実母以外の親族とは連絡を取っていなかったため、遺体を引き取る親族がいなかったんです。妹さんが2人いるはずですが、やはり疎遠な関係だったようで……」(福島氏)
病院が仕方なく渋谷区に連絡すると、親族が名乗り出ず、引き取り手がない遺体として、規定どおり、区の管理する施設に安置されることになったという。
ところが上述のとおり、亡くなって2日後の27日に告別式がおこなわれたと、28日に報じられた。
「いったいどういうことか、さっぱりわかりません。僕は8月2日に渋谷区役所に出向き、担当者に直接確認しました。すると確かに、遺体は区に引き取られており、『その遺体が “島田陽子さん” であることも確認しています。」