弁護士は、受任にふさわしくないと考えた事件は、受任しません。
強引に独特な自己主張をしたり(自己の考えに固執する)、 自分で書いた膨大な書類を持ち込んで、「読んでくれ。証拠として提出してくれ」と要求したりなど、唐突な要求をする依頼人がいます。
弁護士は、このような独特な主張をする依頼者の意味のない要求に応じることは、できないでしょう。
弁護士が、事件の引受けを断わるケースは、このように依頼者がトラブルを起こしそうな場合(異常な場合)です。
このような病的ないし病気の依頼人(特徴は、自己中心の考え)は、病院では、多くは、パーソナリティ障害と診断されています。かっては、精神病質あるいは性格異常、次には、人格障害と呼ばれました。 専門の医師の説明によると、患者自身は、そのような病名を使用せず、「うつ病」と自称する場合が多いようです。真実は、うつ病ではなく、人格障害です。
このような人は、常に周囲とトラブルを起こしています。誠実で、大人しい人に対しては、攻撃的で執拗な行動にでるのです。