>>486

「でも、今日っていう日が終わってしまったら、ノッテステラータは、とりあえず2023年のノッテステラータはもうなくなってしまって、明日はいつもと変わらない、穏やかでくだらない日々が続くと思います。でも、その中でも僕はスケートをめちゃくちゃ頑張って、また、なんか羽生結弦のスケートを見たくなったな、とか。こうやってノッテステラータの配信があったり、いろんな中でまた見たいな、あのスケートに希望をもらったな、とかそういうことを思っていただけるように。そういうことを思っていただけたときに、またスケートを見ていただけるように、精いっぱい自分の幸せを削ってでも、ずっとずっと羽生結弦として全て背負って進んでいくんで、どうか応援してください」

 「僕はなんか、本当にこうやって皆さんに自分のスケートを見ていただいて、自分のスケートの中から、言葉じゃなくてスケートの中から何かを感じ取ってくださって、国境を越えて何かに希望を与えたり、悲しさを与えたり、慈しみだったり。そういったものを与えられる存在であれば、それだけで十分幸せです。だからこれからも、スケートのための選択をずっと続けていきます。どうか信じてください。これからも頑張っていきます。応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

 「それでは、改めまして、ノッテステラータにご来場いただき、見ていただき本当にありがとうございました。また、また…やっていただけるか、それは僕次第なので分からないですけど。でも、ありがとうございます。とにかく未来が何も見えない、何も分からない、こんな世の中で毎日毎日生き抜いてください。この12年間を毎日一秒ずつ一日ずつ生きてきた、この愛おしい愛おしい12年間をまた今日からまた一秒ずつ一日ずつ続けてください。僕もそうやって生きていきます。また皆さんに会える日を、とてもとても楽しみにしています。今日は本当にありがとうございました」