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"柔らかい膝"と"天性の脊椎空間"から生まれる、美しい頭位置

羽生さんのストローキングの動画を拝見すると深い踏み込みにも関わらず頭の動きが緩やかです。
バレエでは下半身に影響されない上半身は、魅せる上で美しいとされる事→続

→が多いです。
まず、羽生さんは膝が柔らかいので、頭の位置が腰を屈めても前傾しにくいという美ポイントがあります。膝が柔らかいので、真っ直ぐな姿勢のまま踏み込めるため上体の前後の動きが少なく美しい流れが保たれます。
そして、その膝の柔らかさに加え→

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→"天性の脊椎空間"がある事で、動作時の上下のバウンドも緩やかになります。
これは、動きの範囲が小さい事ではなく、逆に動きを"抑えられる"という意味で、バレエ視点で見ると素晴らしい点になります。
バレエでは連続ジャンプなどでその場で床から何回も→

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→上下に体を動かしますが、ジャンプのために低い姿勢になっても頭の高さは常に同じ位置にあるような意識で、と教えられます。体の動きに関係無くお客様の目線のブレを少なくする事は、芸術的に美しいからです。
羽生さんの場合、前後の頭のブレ、上下のブレ、→

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→どちらも膝の柔らかさと脊椎空間がある事で最小限に留められるので、見る側はジャンプやステップなど激しい動きにも一連の流れに目線を保つことが出来るのだとお見受けします。
羽生さんは、深いプリエ(バレエで膝を曲げる事)をしても頭が前後や高低差も少なく→

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→保たれるので一見見えにくい事もありますが、動く範囲が小さいわけではなく、"そう見えない技術"と体の構造があるという事をバレエ視点ではありますがお伝えしたく。
そしてその目に見えにくい技術を高難度に見せないまま、美しさだけを残していかれるところが→

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→芸術側からして惹かれる所以の一つであると、記しておきたくここに呟かせて頂きました。
#羽生結弦
#HANYUYUZURU𓃵
#バレエ
#YuzuruHanyu