今回、会見を通して橋田氏が明かしたのは、“2つのビジョン”だった。

一つが「児童虐待防止法の改正」だ。現在の児童虐待防止法では、「保護者」による18歳未満の児童に行う暴行・わいせつ行為などを「児童虐待」と定義しているが、「保護者」は親権を持つ親に限定されている。
橋田氏は、この状態では「子どもたちを守るのには十分ではない」と言う。