インバウンド(訪日外国人客)の増加に加え、中国の春節(旧正月)も近づいて混雑していた1月下旬、羽田空港の一角に“そのとき”をいまかいまかと待つ集団がいた。

間を置かずして現れたのは、Number_iの平野紫耀(28才)。平野は、13時間以上の長いフライトを終えたばかりだった。

「ゲートから出てきた平野さんは、サングラスとマスクで顔を隠していましたが、さすがのオーラ。集まったファンに向けて声をかけ、手を振る大サービスで、みんな色めきたっていました」(居合わせた人)

空港内を進む平野の後ろには、集まったファンだけでなく、居合わせた人もスター見たさにゾロゾロとついていき、さながら大名行列のよう。パニック寸前だったが、ファンの声に応えようと、車に乗り込むまで平野はにこやかな様子で手を振っていた。