アップルがSiri利用者の会話を無断録音…集団訴訟で和解金150億円の支払い合意
iPhone5〜iPhone15 / iPhone SEの利用者

米アップルのスマートフォンiPhoneなどで利用できる音声認識機能「Siri(シリ)」が利用者の会話を無断で録音し、プライバシーを侵害したとして訴えられた集団訴訟で、アップルは利用者に9500万ドル(約150億円)の和解金を支払うことで合意した。
2024年12月31日付でカリフォルニア州の連邦地裁に提出された書面によると、14年9月〜24年12月にSiriに対応した「iPhone(アイフォーン)」などの端末を所有・購入した米国在住の利用者が和解の対象。同地裁が和解案を承認すれば端末1台当たり最大20ドル(約3100円)の和解金を受け取れる。

日本でもiPhoneのSiriとの会話をした関西のiPhone2800万台も同様に録音されていた模様。