豊田の河川敷に大量のごみ 開放空間求め人波…放置
2020/05/09 05:00 中日新聞プラス


豊田市を流れる矢作川の支流、籠川の河川敷（同市落合町）に、バーベキューや川遊びに訪れた人らが残したとみられる大量のごみが放置されている。

河川敷を管理する県豊田加茂建設事務所は八日、ごみ持ち帰りを促す看板を新たに設置した。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出先が限られる中、開放空間の河川敷を訪れる人は少なくなく、利用者のモラルが問われている。
　
籠川に架かる荒井橋の橋脚の周りには、紙皿や割り箸、空き缶だけでなく、バーベキュー用の網やクーラーボックスまでもが積み上がる。付近に住む六十代の男性は「大水が出ればごみが全部流れ、めちゃくちゃになる」と不安がった。

　隣接する川端公園駐車場が新型コロナの影響で二日から閉鎖された。晴天に恵まれた八日は平日にもかかわらず、河川敷近くに豊田を中心に岡崎や名古屋ナンバーの車が四十台以上止まり、にぎわっていた。

息子（５つ）らとバーベキューをしていた三十代の男性会社員はごみを目にし、「遊ぶ場所がなくて『三密』を避けるために来たが、あれはあり得ない。ああいうのがあると閉鎖されても仕方ない」と話した。

以下の文はこちらから
http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2020050902000007