長泉に文化局移転検討 「静岡県、県庁本庁機能分散化」へ

 静岡県は2022年度、県庁の本庁機能を分散化し、出先機関の役割を含めて再編する「次世代型県庁構想」に本格着手する。

県が構想する次世代県庁モデルは、県中部にセンター庁舎を設置し、東部と西部に拠点庁舎を配置する。
浜松、静岡の両政令市は県並みの権限を持つ「特別自治市」を目指しているため、両政令市には庁舎を置かない方向で検討している。
新たな庁舎は鉄道駅から1キロ以内の交通利便性の優れた場所に設置し、次世代交通サービス「MaaS」を活用したまちづくりの拠点にする案もある。

 県は庁内に次世代県庁検討プロジェクトチームを組織し、構想づくりを進めており、
22年度は有識者による検討会を立ち上げてさらに議論を深化させる。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1005133.html