名古屋市の河村たかし市長は4日、市役所で東京五輪ソフトボールで13年ぶりの金メダル獲得に貢献した後藤希友選手(20)の表敬訪問を受けた。この時、金メダルに「ガブリ」とかみつくパフォーマンスを見せた。

この様子が地元テレビのニュースで放映され、SNSで拡散されると「汗と努力の結晶のメダルをかむなんて。しかも、このコロナ禍で!? ありえない」などと批判する声が上がった。

名古屋市熱田区出身の後藤選手は「名古屋が大好きなので、地元に金メダルを持ち帰ることができて良かった」と報告。「おめでとうございます。わしもハイボール飲みながら見てた」と活躍をたたえた河村市長は、後藤選手に金メダルを首にかけてもらうと「重たいな」とつぶやき、突然マスクを外して金メダルをかむパフォーマンスを見せた。

一瞬の出来事に後藤選手はびっくりした表情を見せていたが、ツイッター上では「選手が得た金メダルを勝手にかじるパフォーマンスするとか…心底最悪」「勝手に金メダル囓るのは、この人ならまさにって感じだな」「とてつもない努力をしてきた中でも世界で1番にならないと貰えないのに、気軽に何してくれてんの? かわいそう」「新しいメダル買って弁償しろ」など憤る声が次々と寄せられた。