浜名湖で「釣りざおに遺体が引っかかった」通報…中国籍の17歳高校生と判明、皮下出血あり殺人事件と断定
2024/02/13 20:46

静岡県湖西市の浜名湖で9日に男子高校生の遺体が見つかり、県警は13日、遺体に殴られたような痕があったことなどから殺人事件と断定し、湖西署に捜査本部を設置した。

浜名湖周辺を調べる捜査員ら(13日午後4時16分、湖西市新居町中之郷で
 
発表によると、殺害されたのは中国籍で同県袋井市鷲巣、斉藤 宇川うかわ さん(17)。9日午後3時45分頃、浜名湖岸で釣りをしていた男性から、「釣りざおに遺体が引っかかった」と110番があった。13日の司法解剖の結果、斉藤さんの死因は溺死で、死後1週間程度という。遺体には殴られたような皮下出血の痕が複数あった。自宅から遺体の発見現場までは約30キロ離れている。

斉藤さんは通信制高校に通っており、4日午後7時頃、家族に「遊びに行く」と伝え、自宅を出た。5日未明に浜松市内の友人宅で複数の友人と過ごした後、行方が分からなくなった。家族は7日、県警に捜索願を出していた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240213-OYT1T50146/