昭和47年に愛知県豊田市を襲った豪雨災害から50年が経ち、当時の記録などを展示する企画展が始まりました。  昭和47年7月に、旧小原村などで1日に280ミリを超える大雨が降り、現在の豊田市全体で63人が死亡するなど大きな豪雨災害となりました。  





この災害は豊田市では47豪雨と呼ばれ、発災から50年が経つのを機に当時の被害を写真などで紹介する展示会が9日から始まりました。  小原地区で撮影された写真には、家が流され、2階部分を残して土砂に埋まった様子が記録されています。 豊田市郷土資料館学芸員 名和奈美さん: 「(47豪雨のことを)知らない方もいるので、そういう人にもう一度50年前の被害のこと、今何か起こった時のための防災について考えていただこうと企画しました」  この企画展は豊田市郷土資料館で9月30日まで開かれます。