岐阜羽島のライバル?! 東海道新幹線「三河安城駅」には何がある?
9/16(金) 14:10配信
東海道新幹線の三河安城駅。駅舎はデンマーク風=愛知県安城市

JR東海によると、コロナ禍前の2018年度の乗降客数(1日平均)は、岐阜羽島が5910人で東海道新幹線全17駅中16位だった。対して、三河安城は3730人で同17位。

三河安城には、何があるのだろう。岐阜羽島は今春、駅の構内に蜜焼き芋の専門店がオープンした。駅前には、すし店や純喫茶があり、ビジネスホテルもいくつかある。少し離れた所には「スターバックス」やラーメン店の「ブタギドラ」をはじめとする岐阜羽島ガーデンモール、もっと先には「コストコ」だってある。企業なら日健総本社や高陽社、文溪堂の本社が近い。

岐阜県の政財界は、田んぼが広がる羽島ではなく、当初は岐阜市、その後は岐阜市寄りの北回りルートを要望。名古屋―米原間を最短距離で通したい国鉄と激しい綱引きを繰り広げた。

 国鉄案は地盤の軟弱な羽島市最南端を通るルートだったため、最終的に、国鉄案と地元案の中間を通る現行ルートで決着したが、「新幹線は国家的問題で、岐阜県の都合だけで左右することはできない」と、地元の声を抑制していた。

つまり、岐阜市寄りの北回りルートを通す地元案の方がよほど〝政治的〟であり

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cd74b294610fca50b1479f2a8edfd9ec5b995d