入管の施設で死亡したウィシュマさんの遺族 「不起訴」を不服として申し立てへ

名古屋出入国在留管理局の施設に収容中に体調不良を訴え死亡したスリランカ人女性の遺族が検察審査会に申し立てることが明らかに。

名古屋入管の施設でスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんが死亡した問題で、検察が当時の局長らを不起訴としたことを不服として、遺族側が検察審査会に審査を申し立てることがわかりました。

ウィシュマさんは去年3月、名古屋入管の施設に収容中に体調不良を訴え死亡しました。

遺族側は適切な医療措置が取られなかったと主張し、殺人容疑で告訴しましたが、名古屋地検は当時の局長ら13人を「嫌疑なし」と判断し、不起訴処分としました。

遺族側は「嫌疑すらないとの判断は明らかに不合理だ」などとして8月8日に検察審査会に審査を申し立てる方針です。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/111575?display=1