月6000円でタクシー乗り放題、ＡＩが最適ルート提案　
岐阜・羽島市街地限定で実証実験

岐阜新聞 2023年9月12日

オンデマンド型交通サービス「ｍｏｂｉ（モビ）」を運営するコミュニティ・モビリティ（東京都）は来月1日、岐阜県羽島市でサービスを始める。県内で初めて。月額6千円で、市内の中心市街地限定で運行するタクシー車両を乗り放題で利用できる。

羽島市役所と岐阜羽島駅を中心にした半径2～3キロのエリア限定で車両を運行。人口の7割をカバーする。停留所の数は254カ所で、スマホにアプリをダウンロードし、乗降場所をそれぞれ入力する。運行時間は午前8時～午後8時。車両は定員7、8人のワンボックスタイプ2台。地元の事業者2社が運行する。

人工知能（ＡＩ）を活用し最適なルートを見つけて運行するのが特徴。昨年から都市圏を中心にサービスを提供し、地方都市でも始めている。11日時点で東京都豊島区や名古屋市千種区、三重県や愛媛県など12エリアでサービスを提供している。コミュニティ・モビリティ社は、長距離バスのウィラー（大阪市）とＫＤＤＩの合弁会社。

小学生以下の子ども向けの割安プランもある。
12月まで半額のスタートキャンペーンを行う。

https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/286103