身寄りのない2遺体を2年半以上放置 区役所の担当職員が対応怠る 名古屋・昭和区


名古屋市昭和区役所に勤務する40代の男性職員が、身寄りのない2人の遺体の事務手続きを怠り、2年半以上、葬儀業者の保冷施設に放置していたことがわかりました。 名古屋市によりますと、昭和区役所に勤務する40代の男性職員は、2021年4月に死亡した90代女性と、2021年5月に死亡した50代男性のそれぞれ身寄りのない2人の遺体について、事務手続きをせず、2年半以上火葬しないまま、葬儀業者の保冷施設に放置していたということです。 遺体の対応について、業者から区役所に何度か問い合わせがありましたが、担当の男性職員は、「手続きを進めている」とうその説明をし、上司に報告していなかったということです。 12月25日に業者からの問い合わせを、別の職員が受けたことで発覚し、男性職員は「失念していた」などと話しているということです。 市は、この男性職員の処分を検討しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9b0ed40ca4ae15888655cb1ade90a70f8ae569b